2021年10月19日

ゼロからのスタート

今日も洋書会当番、しかも今月は班長という役目もあります。遅れてはならじと雨もよいの冷たい朝、集合時間前に古書会館4階に着くと、人もいなければ、出品物の気配もありません。

RIMG4921いやな予感にとらわれつつ2階の出品準備室に降りて、担当職員さんに「なにか届いてませんか」と尋ねますと「ハイこれまでのところ」と、申し訳なさそうな顔で返事をされました。

つまり今日の洋書会は出品物ゼロ、という可能性がその時点ではあったわけです。

やがて一人二人と当番会員が到着し、豆香坊のコーヒーも運ばれてきました。ジタバタしても始まりません、まずは朝の一杯。飲みながら一人の会員が、店に戻って何か持ってくると言い、店主は店主で会員にグループLINEを送り現状を伝えました。

するとそこに救いの神。出品させてもらえるかと、カーゴ3台が運び上げられてきたのです。

じつは明日の資料会さんに出品という札が下げられていたカーゴ7台のうち3台は洋書で、それは初めから今日出す予定のものだったようなのでした。

洋書会出品の札を下げていなかったのは、ご自分たちで仕分けされるつもりだったからと思われます。実際に出品者(のお手伝いの方たち)が仕分けをし、封筒まで付けてくださいましたので、当番はただ見守るばかり。

そして終わってみれば、会員の持ち寄ってくれた出品も併せ、ふだんの市会と遜色ない出来高となりました。

店主もお目当てのプレイヤード叢書を中札で落札。知り合いでもある荷主さんに、若干の面目を施した次第です。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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