2021年10月22日

即売展の記帳

ダウンジャケットを着て出かけました。下はハイネックのシャツだけですから、井の頭線のホームで電車を待っていると、少し寒さを感じるほどでした。

それでも市場に着くと数人の同業から「防寒対策だね」とか「俺も迷ったんだよ」などと、声がかかります。いずれも店主より年長の方々。「無理せず暖かくして出かけましょう」とお返しいたしました。

今日の市はあまり大きな一口ものはなさそうでしたが、限定本や美術書などに、何件かまとまった口があったようです。珍しいところでは『マヴォ染色図案集』が、最終台の上に乗っていました。

大勢の同業が入れ代わり立ち代わり本に触れて見ておりましたので、店主が荷主なら、傷みはしないかと心配になるところです。しかし無事高値で落札され、ほっと安心。他人の出品物なのですが。

さて今日も市場の途中から、6階に上がって小会議。懸案の一つが、この先の古書会館での感染症予防対策です。これまで通り続けるのか、多少とも緩和するのか。

とりわけ入館時に行っている記名を、さらに継続するかどうかが問題になりました。

結論として、交換会の場合はいざとなれば来場者が把握できるので、一旦、打ち切りとする。ただし即売展については、いましばらく続けた方が良いだろう、となりました。後者については、保健所にも問い合わせて意見を伺った結果です。
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ということで、さしあたり来週開かれる「洋書まつり」の際にも、ご来場者に昨年同様、お名前と連絡先を記帳いただくことになるわけです。

昨年は、思いのほか気持ちよくご協力いただきました。対策の緩和が進む中、今年も同じようにご協力を得られるでしょうか。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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