2021年12月01日

入力ミスに注文

「代金着払いで送って欲しい」という電話を、家人が受けました。店主が不在の時でしたから、ノートに送り先などが書き込んであります。

DSC_0441書籍代金は1500円。これに送料と代引き手数料が加わるため、割高になることは何度も念を押したそうです。「いくらかかっても構わない」というのがお返事だったとか。

函入りの3センチを超える本ですから、ゆうメール(ゆうパケットはそもそも代引き不可)では送れません。ゆうパック60サイズでの発送となります。合計請求額は2838円。

納品書を作っているうちに、妙なことに気がつきました。小店のデータベースには11500円と登録されております。もちろん誤り。しかし「日本の古本屋」に表示されていたのも、その誤った金額でした。

とするとお客さまは、その金額をご承知で、注文の電話を掛けて来られたのでしょうか。

家人に尋ねたところ、お客さまには本に挟んである値札の金額、つまり正しい価格を申し上げたそうです。それで驚いた様子はなかったようですから、初めから小店の誤りと気づいておられたか、あるいは正しい価格に読み誤って(?)おられたか。

いずれにせよ本日、代金引換ゆうパックで発送いたしました。

それで思い出したことがあります。ずいぶん以前、Amazonが日本で古本の扱いを始めた頃の話です。また聞きに過ぎませんが、ある業者が5千円の本を誤って5万円として出品したところ、注文が入ったというのです。

それをそのまま頂いたのか、返金されたのか、そこのところは覚えておりません。

konoinfo at 18:30│Comments(0)

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